「烈車戦隊トッキュウジャー」第39話、第40話感想

毎度お馴染み周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第39話のあらすじはココ 。40話はココ

いやー、終盤に向けて急速に物語がドライブしてきましたな。闇の力が減少するクリスマスを迎え、何やら焦った様子のモルク侯爵とネロ男爵。それを、グリッタを救出する好機と考え、それぞれ行動を開始するノア夫人とシュバルツ将軍。そして、シュバルツとの約束を果たすため、レインボーラインを離れ、再び「ザラム」に戻る明。

さらに、グリッタ救出をゼットに阻まれ、シュバルツに共闘を申し込むノア夫人や、ゼットと一体化した状態でトッキュウジャーに助力を求めるグリッタなど、敵味方の関係性も目まぐるしく変化。んーむ、面白い。面白いけど、良い子はついていけるだろうか。ちと心配。

個人的にお気に入りなのは、傷の手当てをしながら明とシュバルツが語り合うシーン。守るべきものを見つけた男たちが、共感を込めて、しかし馴れ合わずに語り合う姿は、なかなかにカッコ良かったぞ。んむ、これぞハードボイルドって感じですな。ただ、この流れで行くと、ハードボイルドな生き様だけでなく、死に様にまで辿り着いてしまいそうで怖いが。グリッタやカグラたちのためにも、何とか生き延びて欲しいものである。

それにしても、ほとんどのキャラが旗幟を鮮明にする中、ここに到っても何をしたいのか判然としないのがゼット。彼の求めるキラキラが何なのか、おそらくはクライマックスで明らかになるんだろうけど、それに相応しいものであって欲しいなぁ。今のままだと「俺はまだ本気出してないだけ」的な引きこもりDV息子ラスボスで終わりかねないぞ。

 

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第10話のあらすじはココ …… なんだけど、前後編の前編になってるようなので、感想は第11話を見てから改めて。

「仮面ライダードライブ」第9話感想

例によって周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第39話のあらすじはココ …… なんだけど、40話に話が続いているので、感想はそれを見て改めて。

 

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第9話のあらすじはココ

ドライブの新フォームである「タイプテクニック」が登場。スポーツカー的デザインのタイプスピード、SUVのタイプワイルドに対し、重機的なディティールを持つタイプテクニックは、ゴツさと精密さを兼ね備えていて、なかなかカッコイイ。頭部デザインが、マーベル世界最大 (物理的) の敵役であるギャラクタスにちょっと似てるのもチャームポイントだ。後、タイヤの位置から考えて、ここから分離して飛頭蛮みたいに空を飛ぶことが期待できるな。← してどうする

それと、少年をいたぶるボルトロイミュードへの怒りのあまり、逆に冷静になってタイプテクニックが起動するという展開も、ヒーローとして実にあらまほしきものであると言えよう。秘密を守ってくれた少年にドライブのエンブレムを渡すラストも爽やかだったし。んむ、カッコイイぞ進ノ介。ただまあ、1話で全部描いたためか、ボルトロイミュードや少年の描写が不足気味なのが、ちと残念であった。

とは言え、全体的には面白いエピソードだったし、霧子の程良いミニスカアクションも堪能できたのでオッケーだ。← そこか

「仮面ライダードライブ」第7話、第8話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第7話のあらすじはココ 。第8話はココ

圧力によって自らのスクープを捏造と決め付けられ、道を誤った報道カメラマン・久坂と、彼を救おうと奔走する友人記者・高杉を中心としたエピソードなんだけど …… うーん、久坂がやらかしてしまったこと (ビルの連続崩壊) が大事過ぎて、とてもやり直しがきくとは思えないのが難点かなぁ。どう見たって大量の死傷者が出たようにしか見えないもん。つーか、あんなスクープ写真を連続して撮ったら、その時点で確実に疑われるってばさ。高杉役の内野謙太が熱演してるだけにもったいないぞ。

んで、もっと気になったのが霧子の描写。ピンチに陥った進ノ介を庇って魔進チェイサーの前に立ち塞がるシーンは、とっさの行動ということで理解できる。でも、進ノ介に頼まれて高杉を守ろうとする際の無策っぷりはダメダメでしょ。知恵を絞って進ノ介到着までの時間を稼ぐという描写を入れて初めて「バディとしての霧子」が成立するわけでさー。あの描写だと「運が良かっただけ」にしか見えないっすよ。バディとして認められたときの彼女の表情が魅力的だっただけに、描写不足が残念でならないのであったよ。

「烈車戦隊トッキュウジャー」第38話感想

いつも通り周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第38話のあらすじはココ

ひょんな事から映画撮影に参加することになったトッキュウジャー。だが、監督を買って出たカグラのオリジナリティ溢れる演出によって、撮影所は大騒ぎに …… ってな話なんだけど、うーん、正直出来は悪いっす。

一番の問題点は実写で女装ギャグをやってしまったこと。そもそもギャグとして安易な上に、アニメやマンガと違って絵面(えづら)のコントロールが難しいため、すごく外しやすいんだよな、実写の女装ギャグは。んで、案の定、大外ししてるし。特にゲストキャラである男性俳優2人の女装シーンは、痛々しくて直視できないレベルだったぞ。

おまけに、それをやらせているのがカグラであるという事実が、事態をさらに悪化させている。あれは、センスがずれてるとか、不思議ちゃん (古っ) とかいうレベルを軽々と超えた上で崖から落ちてるだろ。あれじゃ、カグラが頭の残念な子にしか見えないってばよ。せめて、なりきりモードになる際に、すごく間違った監督を参考にしちゃう描写を入れるとかさー。具体的には、えーと、河崎実とか中野貴雄とか井口昇とか。← 問題発言

とは言え、面白い部分もちゃんとあった。女装ギャグでも、明のそれは「(いつものことだが)意味をまったく理解していない」「あくまで真剣」という、キャラの持ち味を活かしたギャグとして成立してと思う。また、ニコリともしない守衛さんの妙な活躍も面白かった。フィルムシャドーも、なかなか楽しい奴だったし。まあ、銃撃戦で「カ・イ・カ・ン」は、いくら何でも古すぎると思うけどな。

つーことで、結論は銀魂(アニメ)でやれば面白かったろうね」っつーことで。

 

「烈車戦隊トッキュウジャー」第37話感想

毎度お馴染み周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第37話のあらすじはココ

明がシュバルツ将軍と交わした約束が明らかになるエピソード。うーん、正直、ここまで引っぱるような内容じゃないよなー。シュバルツは以前から明=ザラムに、自分の側につけと言ってたんだし。明がライトたちに隠すのはともかく、視聴者に対して隠す必要はなかったんじゃないかな。なまじ隠したせいで、見る側のハードルが無意味に上がっちゃった感が否めないぞ。

ただ、第三勢力としてのシュバルツ&明という組み合わせには、なかなか胸躍らせるものがあるよな。現段階では明を戦力としてしか見ていないシュバルツが、明に影響を受けて変わっていったりすると面白いんじゃないか。今後の展開に期待したい。えーと、明がシュバルツに間違った恋愛アドバイスをするとか。← そこか

その他では、優柔不断と言われて落ち込んだトカッチが、明との約束を踏まえて「何かのために何かを犠牲にするような決断はしない」と決断する流れは良かったと思う。しかし、その決断が管理人ナイトとの戦いに今ひとつ反映されてないというか、「なぜ勝てたかのロジック」がなかったのが残念。まあ、「じゃあどうすれば良かったの?」と訊かれても私にはさっぱりわかんないけどな!← 威張るな

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第7話のあらすじはココ …… なんだけど、第8話と合わせて前後編なので、感想は後編を見てから改めて。

「仮面ライダードライブ」第5話、第6話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第5話のあらすじはココ 。第6話はココ

進ノ介が戦う意味を再確認し、新型フォームをゲットするエピソード。うーん、悪くはない。悪くはないんだけど、なんかドラマ的な密度が低いっつーか。せっかく前後編でやってるんだから、公安・桐原の陰謀と特状課メンバーの反撃に、もっと尺を使っても良かったんじゃね?せめて、沢神りんなの裏切り (に見せかけた潜入捜査) に関する伏線を、もうちょっと張るとか。

後、タイプワイルドもなー。もっとパワー系であることを強調するアクションを見せて欲しかった。パワフルだけど、重くて遅いとかさ。ハンドル剣を使った必殺技が結局高速攻撃なんで、タイプスピードとの差異が今ひとつ感じられないのよな。

ただまあ、霧子がラストで見せた、ムリヤリ感溢れる笑顔がステキだったので許すぞ。← だからそんな理由でか

「烈車戦隊トッキュウジャー」第36話感想

例によって周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第36話のあらすじはココ

烈車が「珀天大学前駅」に到着。駅名を聞いたヒカリは、彼らの小学校に教育実習でやって来た大学生・井川さくらのことを思い出す。昴ヶ浜の外にいた彼女なら、何か手がかりになることを覚えているのではないかと考えたヒカリたちは、大学へと向かうのだが …… ってなお話。

ということで、小学生男子が一度は憧れる教育実習の先生が登場。私も小学生時代の甘酸っぱい思い出がありありと …… ありありと …… 40年も経ってると何も思い出せねぇな。○| ̄|_

まあ、オッサンの失われゆく記憶はさておき、ヒカリとの接触によってさくらが夢を取り戻すという展開は悪くないし、ヒカリたちのことを完全に思い出すわけでは「ない」のも、抑制が効いていて良かったと思う。ただなー、今回に限ったことではないのだが、敵キャラを倒すまでのプロセスにゲストキャラが絡んでないのが残念。結果として、ゲストキャラのドラマ描写が減ってしまい、夢を取り戻すシーンにいささか唐突感が生じてしまってるんだよなー。惜しいっす。

とは言え、大筋において好感の持てるエピソードだったし、さくら先生を演じた外岡えりか嬢の名前で画像検索したら、わりと幸せになれたのでオッケーだ。← そんな理由でか