「仮面ライダードライブ」第20話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第20話のあらすじはココ

特状課の情報収集担当・西城究と、彼をコピーしたロイミュード072を巡るエピソード。ここ数回のドラマがショボかったのと、オタク絡みの話なのもあって多少心配したが、いやー面白かった!そしてけっこう感動してしまった。今までのエピソードの中で一番好きかも知れない。

冒頭のサイン会におけるオタク描写に多少言いたいことはないでもないが、その後はほぼ文句なし。マッハ、ドライブ、072によるヒーローの名乗りシーンを巡るやり取りや、西城と072を見分けるためのアイディア、そしてその過程で進ノ介自身がアニメにハマってしまうシーンなどなど、コメディとしてちゃんと笑えるものに仕上がっている。さらに、前半のコミカルさが後半のシリアスな展開を際立たせているのもナイス。

ただ、ちょっとだけ残念だったのはラスト、072の最後の望みを聞いて進ノ介たちが西城に嘘をつくシーン。あそこはやっぱ、西城が「だまされたフリをする」描写を入れて欲しかったなぁ。その方がドラマに深みが出たと思うのだが。まあ、それをやっちゃうと、後々の展開が面倒になる (西城のロイミュードへのスタンスを慎重に描写する必要が生じる) んだけどね。

さて、さらに第21話も見たのだけれど、前後編の前編だったので、感想は後編を見てから改めて。