「手裏剣戦隊ニンニンジャー」第2話、第3話感想

だいぶ間が空いてしまったがスーパーヒーロータイムの感想を。まずは「手裏剣戦隊ニンニンジャー」。第2話のあらすじはココ 。第3話はココ

秀才肌の八雲=アオ (第2話)、要領の良い凪=キ (第3話) をメインに、彼らを天晴=アカと対比することで、彼らのちょっとした成長と、一見ただの「勢いのあるバカ」に見える天晴の底知れぬポテンシャルを示す、っつー話なんだけど …… うーん (困)。

いや、話としては悪くないし、脚本もそれなりにしっかりしてるとは思うんだ。でもなー、それを形にする俳優陣の演技があまりに未熟すぎて、見てて非常にツライ出来になってしまってるんだわ。特に天晴を演じる西川俊介は、前回の日記でも書いた通り、演技も滑舌も終始もっさりしてるせいで、天晴のキャラの前提である「勢いあるバカ」にすら見えないのだ。その状態でいくら「実は彼は凄いんですよ」的な描写をされても、見てて全然納得できないんだよなぁ。困ったもんだ。

その他の4人も、一生懸命やってるのはわかるんだが、どうにもこうにも取って付けたような演技になっている。しかも、取って付けたとたんにポロッと落ちてる感じ。もちろん、新人俳優なので最初は下手でも仕方ないんだけど、それにしても今回のメンバーはここ数年のシリーズでも突出してると思うぞ。どっち方向へかは、あえて言わないけど。← ほぼ言ってます

加えて、キャラ立てのためか、やたらに繰り返される「燃えてきた〜! (天晴)」「イージーだな (八雲)」も逆効果になっている。ああいうのは、ここぞというシーンにだけ使ってこそ、決めゼリフとして活きるもんじゃん?それを、ああも多用しちゃったら意味ないっすよ。つーか、第3話にしてすでに聞き飽きてしまったんですが。「その演出、イージーだなあるいは「萎えてきた〜!」みたいな感じで。

つーことで、先行きがひたすら不安になるエピソードであったことだよ。アクションシーンとかは、なかなか楽しいんだけどねー。