「仮面ライダードライブ」第18話、第19話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第18話のあらすじはココ 。第19話はココ

未解決の事件を残したまま引退した老刑事、兄を殺され、彼に被せられた冤罪のため婚約を破棄された薄幸のゲストヒロイン、そして理不尽な理由で人を殺す真犯人などなど、昭和の刑事ドラマ臭でむせ返りそうなエピソードでしたな。なんつーかこう、「非情の特装最前線にほえるライセンス '75」みたいな感じで。← どんなだ

んでまあ、ここ数回の薄いドラマに比べれば、今回のドラマはそれなりにしっかり描き込まれていたと思う。石田監督お得意の脈絡のないギャグ演出も控えめだったし。ただなー、ラストがなー。いくら情状酌量の余地があるとは言え、進ノ介たちが老刑事・橘を見逃すってのは、刑事としてダメダメだろう。「真犯人を捕らえるためであれ、刑事としてのルールを逸脱してはならない」と主張してた進ノ介たちが、自分でルールを破ってどうすんだ。せっかく描き込んだドラマが台無しじゃんか。

後、5年間も水中に沈んでたボタンから2人分の指紋が検出できたっつーのも、相当無理があると思うぞ。まあ、今回は剛の「残念ながらライドクロッサーとやらは使えないぜ。なぜなら俺はバイクを …… 置いてきた!」が面白かったので許すが。← 偉そうな上にいろいろ間違ってます