「仮面ライダードライブ」第16話、第17話感想

毎度お馴染みスーパーヒーロータイムの感想を。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第46話のあらすじはココ …… なのだが、感想は最終回と合わせて改めて。

 

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第16話のあらすじはココ。そして第17話はココ

次々と女性を騙す結婚詐欺ミュード (その呼び名はどうか) と、ドライブのメカニック開発担当・りんなを中心としたエピソードなんだけど、うーん、ぶっちゃけシナリオ段階で色々しくじってると思うぞ。

最大の問題点は「りんなの元カレがロイミュードの共犯だった」というオチ。どんでん返しのつもりだったんだろうけど、前にも似たような話があって目新しさがないのに加え、りんなと元カレの過去に関する描写が決定的に不足してるため、「あ、そうなんだ。ふーん」としか思えないのであるよ。

こういう「事件は解決したけど、やりきれない想いが残る」的なドラマをやりたいんなら、視聴者がりんな&元カレに感情移入できるだけの描写が不可欠じゃん?前回の女優&占い師もそうだったけど、その辺を描く気がないんなら、最初からやらない方がイイっすよ。つーか、素直に「さんざん女性を騙し得意満面だった結婚詐欺ミュードが、実はりんなに騙されてました、超ざまぁ m9(^Д^)」みたいな展開で終わらせれば良かったのになー。

それと、タイプデッドヒートの要となるシフトデッドヒートの最終調整が、りんなの不在によって行えないという問題を、いきなりやってきたDr. ハーレーが解決しちゃうっつーのもなー。アレはりんな自身が解決してこそドラマとして成立するんじゃね? しかも、調整した結果が「暴走の度合いが多少マシになりました」にしか見えないし。いやまあ、デッドヒートに制約が必要なのはわかるんだけどね。

後さー (まだあるのか)、ハートのお気に入りになったメディックを見て嫉妬するブレンもなー。確かにブレンは「切れ者だけど余裕がない」キャラだけど、あそこまでコミカルに演出するがあったの?なんかこう、釈然としないのよなー。

つーことで、いろいろ納得できないエピソードであったことだよ。デッドヒートマッハの戦闘シーンは、なかなか見応えがあったんだけどねー。