「烈車戦隊トッキュウジャー」第35話感想

毎度お馴染み周回遅れのスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第35話のあらすじはココ

体内に取り込んだグリッタを完全には同化できず苛立つゼットは、激しく闇を放出。モルク侯爵はその闇の力を利用し、ハイパーレッシャターミナルの占拠を企む。辛うじて脱出したレインボーライン総裁の情報に基づいて、ライトたち5人はハイパーレッシャターミナルに潜入。一方、明はドリルレッシャーを取り返すべく、シュバルツ将軍の元へ向かう …… ってなお話。

以前の日記にも書いたが、「そこにいないグリッタ」が物語の焦点になっているのが、非常に面白い。手に入らない「キラキラ」に苛立つゼット、忌々しい邪魔者としてグリッタを憎むモルク侯爵、娘の消失を恐れるノア夫人、彼女の境遇に同情するミオ、そして彼女の仇を討とうとするシュバルツ。それぞれの思惑が絡み合いつつ、物語がクライマックスに向けてドライブしていく感じが心地良いぞ。この辺はさすが靖子にゃん、上手ぇっす。まあ、ただ一人ネロ男爵だけがすっかり置き去りなのが哀れですが。

個人的には、シュバルツと明の間で交わされた「取引条件」の内容がとても気になる。次回予告を見た限りでは、明らかになるまで少し間があきそうなんだよなー。願わくば、かつて叶わなかったシュバルツとトッキュウジャーの共闘が、今度こそ実現したりすると嬉しいのだが。

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第5話のあらすじはココ …… なんだけど、第6話と合わせて前後編になっているようなので、感想は後編を見てから改めて。とりあえず、安田大サーカスの起用は完全に失敗だったと思うぞ。演技の体を為してない上に、彼らならではの魅力も別に出てないし。何でこう、東映特撮のコメディアン起用は、毎回外すんだ?