「仮面ライダーW」第42話感想

いつも通りスーパーヒーロータイムの感想を。今週は「天装戦隊ゴセイジャー」はゴルフ中継のためお休み。まあ、これといって感慨なし

 

んで、こっちはちゃんとやってた「仮面ライダーW」 。今回のあらすじはココ

ストーリーに関しては、まあ可もなく不可もなく。ドーパントの特殊能力を使ったトリックは、基本的に「何でもあり」になっちゃうんで、意外性が感じられず「はぁ、そうですか」で終わっちゃうのが難点ですな。もう一つのトリック用アイテムに関しても「お前、そんなの持ってなかったじゃん」な代物だったし。

しかしまあ、そんなのは些細なことだ。今週の最大の問題点は、先週同様やっぱり真倉。いやー、凄いなアイツは。何が凄いって、ストーリー的に一番嫌な奴であるはずの真犯人よりも、はるかに不愉快なのが凄いぞ。思わず登場するたびに、某ボーカロイド兄さんみたいな声で「しーねーばーいいのにー♪しねばいいのにー♪しんでしーまえーばーいいのにー♪」とか歌ってしまったほどだよ。

しかも、先週危惧していた通り、スタッフはあれをコメディのつもりで演出していたことが判明。だって、刃野の無実が証明された後に、真倉が「僕は最初から刃野さんの無実を信じてましたよー」とか言ってるし。うわー、そんな前世紀の遺物みたいにベタなセリフで、あの不愉快な描写がチャラにできると思ってるんだー。おまけに「嘘のつもりだったのに本当に雪男が」オチって。造形とギャグのチープさが得も言われぬ間違ったハーモニーを奏でていて、もはや何が何だか。しーねーばー (フルコーラス歌い続けるので以下略)