野牛に真珠inフィンランド

今日は文化の日なので、何か文化的な行為をしようと、ヨドバシカメラ横浜店のオモチャ売り場へ。どこからともなく「いつもの週末オタショップ巡りとどこが違うんじゃいボケ」という声が聞こえてくるが、最低気温 6℃、最高気温 14℃という寒さにも関わらず、あえて出かけて行く辺りに、私の文化に対する情熱の深さ感じ取れるのではあるまいか。あ、無理ですかそうですか。

ともあれ、あれこれ物色して、ホビーマスター社「ブルースター M-239 (F2A)」を購入。1/48スケールの精密なダイキャストモデルである。

実機は、今は亡き航空機メーカーであるブルースター社が開発し、アメリカ海軍が初めて採用した単葉戦闘機。基本的には凡庸な性能で、ロクに活躍できないまま退役してしまった駄っ作機なのだが、唯一フィンランドに供与された44機のみは、百戦錬磨のパイロットによってソ連軍機を456機撃墜するという大戦果を挙げ、「空の真珠」と讃えられたのであった。

んで、今回私が購入したのは、そのフィンランド空軍のトップエースであったエイノ・イルマリ・ユーティライネンの搭乗機 BW-364をモデル化したもの。不格好だが愛嬌のあるプロポーション、グリーンを主体とした迷彩に、イエローのストライプと水色のハーケンクロイツ (ナチのアレとは無関係) が映えるイカス塗装、そして前述の燃える戦果が相俟って、ダサカッコイイ兵器が大好きな私のツボをグリグリと押してくるのであった。んーむ、何て好いたらしいんだ。まさに、戦闘機界の樽ドルと言っても過言ではあるまい。← かなり過言です

 

[おまけ]

フィンランド上空 (イメージ) を飛ぶ「空の真珠」

たれむりん「こんにちわでし」

たれたグレムリンの襲来に驚愕するユーティライネン。すあまを供えると見逃してもらえるらしいぞ。

機種転換するユーティライネン。白黒ツートンなのは冬期迷彩塗装だと思われる。← 思うな