「侍戦隊シンケンジャー」第14話感想

一日遅れになってしまったが、「侍戦隊シンケンジャー」の感想を。今回のあらすじはココ。

シンケンジャーの基地である志葉邸に、ブラウンと名乗る外国人が現れ、弟子入りを志願する。かつてシンケンジャーに命を救われた彼は、侍に深い憧れを抱き、自らその道を究めようと決意したのだ。困惑した 5人は、適当に稽古をつけて諦めさせようと相談し、流ノ介がその役を引き受けることに。しかし、ブラウンの一途な想いにほだされてしまった流ノ介は、本気で彼を侍として育てようとし始め …… ってなお話。

つーことで、この手のドラマやアニメでは定番の「押しかけ弟子」エピソード。空回りする情熱が引き起こすドタバタ劇ってのは、弟子の描写次第で非常に鬱陶しいものになる危険性があるんだけど、ブラウンの「強面だけど愛嬌のあるオッサン」というキャラが上手いことハマって、なかなか楽しい話に仕上がってると思う。特に、変身＆口上シーンへの乱入が良かったですな。丈瑠の「お …… 俺のセリフ」も味わい深かったし。

んで、単にかき回すだけでなく、「アキラメルナ！」でホロリとさせ、その後の怒濤の反撃へとつなげる展開もナイス。烈火大斬刀・大筒モードの発射を流ノ介＆ブラウンの師弟コンビにやらせる、丈瑠の粋な計らいもイイ感じである。さすが殿、決めゼリフを奪われた恨みを引きずらないとは、何という度量の大きさ！← 褒め言葉になってません

しかし、楽しみつつも、ブラウンのカタコト日本語を聞いていると、ついつい「ハリス・インパクト」を連想してしまう私。流ノ介をヒュースケンにして、ぜひ「ブラウン・インパクト」をやって欲しいなぁ。怪しげな巨大メカを自作して「しんけんおーニチナンデ、巨泉ト名付ケタ」って言うとか、「チャント侍ニナル作戦ヲ考エテルヨ。モウ、のーとニびっちりダゾ、作戦」と言いながら、口から血がいっぱい出ている流ノ介のイラストを見せるとか、そんな感じで。でもって、「ヤッパ、土喰ウシカネェ！」と叫びながら、"ことは" に襲いかか (以下自粛)

そんなわけで (何が)、ブラウンの再登場を希望するっす。次はお手製のシンケンブラウンスーツを着て欲しいぞ。もちろんマスクには「茶」の文字入りで。

さて、続いては「仮面ライダーディケイド」 …… なんだけど、例によって 2時過ぎになってしまったんで、続きはまた明日。