「RD潜脳調査室」感想

またまた実家で見たアニメの感想を。今日はコレ。

 

[RD潜脳調査室] (公式ページ)

アニマックスで第6話まで鑑賞。士郎正宗とプロダクション IGがタッグを組んだ SFアニメ。電脳、擬体、仮想空間へのダイブと来れば、「攻殻機動隊」のようなハードアクションを連想するのが人情ってもんだが、「同じ事をやってもしょうがねえべ」と言わんばかりに、何だかすごくしみじみとした「いい話」が、淡々と描かれる不思議な味わいの作品である。おまけに主人公は81歳の爺ちゃん。んーむ、面白いんだけど、誰をターゲットにしてるのか、今ひとつ見えないぞ。

かてて加えて、キャラクターデザインを「電人ファウスト」「隻眼獣ミツヨシ」の上山徹郎が担当してるもんだから、登場する女性キャラが全員むっちりぽっちゃり系という、きわめてピンポイントな嗜好に最適化された作品でもあるのだった。何しろ、生身の女の子だけでなく、アンドロイドの美人秘書までぽっちゃりなのだ。これはもう、この世界は「むっちりこそ美!ぽっちゃりこそ正義!」という思想が遍く広まっているとしか思えないではないか。言うなればむちぽちゃパラダイス」である。いや、私わりとそういうの好きですけどね、ええ。

つーことで、すごくオーソドックスな物語と、すごくマニアックな嗜好が、すごく丁寧な作画&演出によって結びつくという、曰く言いがたい光景を堪能できる、変だけど面白いアニメというのが、この作品に対する私の評価である。つーか、私の言ってることも、相当わかりにくいですかそうですか。

 

Gたれ「良い世界じゃないでしか『むちぽちゃパラダイス』」

博 士「んむ、私も決して嫌うものではないな」

Gたれ「後、足りないのは『たれ』だけでし」

博 士「いや、それまで入れちゃうと、ちょっと行き過ぎじゃないかなー」(汗)

Gたれ「そんな向上心のないことで、どうするでしか!」(びしっ)

博 士「こ、向上心なのか?」

Gたれ「でし。むっちりとぽっちゃりに『たれ』が加わったとき、究極の美の化身である『たれぱんだ』のプロポーションが手に入るのでしよ〜」(熱弁)

博 士「えーとえーと」(困)

Gたれ「ただ、RDは男性キャラが貧弱なのが難点でしね。やっぱり女性キャラに負けないくらい、むちぽちゃたれを身に着けなくては」

博 士「絵面の体感温度が急上昇しそうだなオイ」

Gたれ「(聞いてない) 理想は、唐沢なをき『旗本ダイエット侍でし〜♪」

博 士「そりゃむちぽちゃじゃなくて、メタボだって!」