「BACCANO!」〜5話鑑賞

例によって、週末に実家で見た録画の感想をつらつらと。

今日取り上げるのは「BACCANO!」。アニマックスで 5話まで鑑賞。嫌がらせかと思えるほど大量に登場するキャラクターの見分けもようやく付くようになり、時間軸を行ったり来たりするストーリーも、おぼろげながら流れが見えてきた …… かな?← あまり自信はないらしい

とりあえず今のところは、お気に入りのキャラクターたちの活躍を、あまり深く考えずに楽しんでいる。現段階で一番好きなのは、陽気でサイコな殺人享楽者ラッド・ルッソ。前にも書いたと思うけど、声を当てている藤原啓治の演技が絶妙。屈託のない笑顔の下から唐突に噴き出す狂気を、実に生き生きと楽しげに演じている。特に第4話の列車内で延々と喋り続けるシーンは壮絶。まさにサイコ藤原オンステージって感じだ。

ちなみに藤原さんは「ガンダム00」でも究極の戦争マニア、アリー・アル・サーシェスを演じている。私はうっかり「BACCANO!」と「00」を交互に計4話見てしまったものだから、頭の中で「春のサイコ祭 featuring 藤原啓治」が開催されてしまい、エライ事に。仕方がないので「ハチミツとクローバー」の花本先生で中和したり。しかし油断すると、はぐに近づく森田や竹本をフルボッコ (致死的な意味で) にしてしまう花本先生の勇姿が、脳内シネコン絶賛上映中状態になってしまうのであった。バカですかそうですね。

閑話休題。ラッド以外のキャラでは、アニメ史上最強のバカップル、アイザックとミリアがお気に入り。感動的なまでに無計画、かつ意図不明な強盗を繰り返し、思いっきり危険な連中と次々にニアミスしていながら、理不尽なまでの悪運で危機を (今のところノーダメージで) 無自覚なまま切り抜けてしまう辺りが、実に素晴らしいぞ。んーむ、恐るべし天然バカ

つーことで、なかなか面白い作品なんだけど、唯一の不満は爆弾マニアの隻眼眼鏡っ娘であるニースの出番が少ないこと。もっともっともっともっと活躍して欲しいよなぁ。できれば派手な爆発を見て恍惚とした表情を浮かべるとか、そういうシーンも入れて。← 趣味全開