「げんしけん2」感想

例によって溜まりに溜まった録画を消化。まずは「げんしけん2」を最終話 (12話) まで鑑賞。開始前は笹原と荻上の恋愛話に重点を置くと思ってたんだけど、その辺はわりと軽く流して、いささかフリーダムすぎるほどのオリジナルな展開を見せた作品であった。まずは、第2話の どうにもガンダムなOPを見て茶を噴き、田中と大野さんのエピソードの生々しさにたじろぎ、荻上801妄想完全映像化に度肝を抜かれ、アンジェラと斑目の絡ませ方の巧みさに唸り、笹原の就職話で締めるラストを見て「あー、こう来たかぁ」と感心、みたいな。

原作読者でないと消化不良と思える部分が多いとは思うけど (OVA版の続きだしね)、原作を尊重しつつ、アニメならではのアレンジを加えた、高水準の作品だったと思うっす。後、アニメならではと言えば、極めて個人的な趣味だけど、テンパった荻上の東北弁はかなりツボであった。原作の頃から好きなキャラだったが、好感度 5割増 (当所比) って感じ。そういった点も踏まえて、できれば原作のラストまでを描く「げんしけん3」も作って欲しいものであるな。

 

Sたれ「女の子が赤面しながら、困ったりあたふたしたりするのに萌える男性って、多いでしよね〜」(くるりん)

博 士「うーん、確かにそういう面はあるかもなぁ」

Sたれ「女の子の普段は隠してる一面を引き出したいという欲求があるのでしよ。隠された場所にこそエロスは生まれるのでしから!」(くるりんびしっ)

博 士「お、奥が深いねぇ」(押され気味)

Sたれ「当然でしよ〜」(えっへんくるくる)

博 士「ところで、Sたれ的には荻上の妄想シーンはどうなの?」

Sたれ「(くるぴた) みゅう …… いつもの声優さんがそのまま演じてる点とか、『誰だよお前』的な美形化の面白さは認めた上で言うのでしが ……」(真剣)

博 士「ははぁ」(つい居住まいを正して聞き入る奴)

Sたれ「あえて、いつもと同じキャラデザのままアレをやるというのも、アリだったのではないかと〜」(くるくるりん)

博 士「ア、アリっすか。それだと、なんか生々しくなっちゃわない?」

Sたれ「生々しさとファンタジーきわどい境界線を追求するのが、マニアの心意気というものでしよ〜♪」(くるくるいやんいやん)

博 士「あうあうあう」(押されっぱなし)