「仮面ライダー電王」第31話感想

さて、続いては「仮面ライダー電王」。今回のあらすじはココ

イマジンを倒してミルクディッパーに戻った良太郎は、店の備品が次々と差し押さえられていく光景を見て唖然とする。金融会社の男達は、愛理が一千万円の借金の連帯保証人になっていると告げる。身に覚えがなく、困惑する愛理と良太郎。そこへ、金融会社の社長である藤代が登場。借金を帳消しにする代わりに結婚して欲しいと愛理に迫る …… というお話。

9月に入り、再び前後編スタイルに戻った電王。やっぱ、ドラマをきちんと描くには、このくらいの長さがあった方が良いよね。んで、物語的にも、このエピソードは大きなターニングポイントになりそうな予感がする。愛理は、封印された記憶の扉をこじ開けられそうになるし、侑斗とゼロノスの謎も、次回でかなり明らかになりそうだし。

それと、イマジンの行動パターンに変化が生じているのも興味深い。これまでイマジンは、過去に飛んで歴史を改変しようとしてきたわけだが、今回は明らかに電王=良太郎をターゲットにしている。単に、邪魔になる電王を先に倒そうとしているだけなのか、あるいはもっと深い意味があるのか、そしてそれは「時計の男」の指示によるものなのか。んむ、イイ感じで盛り上がってきましたな。

ただ、微妙に気になる点もある。まずはリュウタロスの行動。普段のあいつだったら「僕がお姉ちゃんを助けるけどいいよね?答は聞いてない!」となるはずなのに、その役を侑斗に譲ってるし。うーん、アレか、多少なりとも成長して一回り人間が、じゃなかった、イマジンが大きくなったのであろうか。あるいはイマジンが丸くなったとか。どっちもあり得そうにないけれど。

後、本筋には全然関係ないけど、ハナがまったく出てないのも気になる。どうも、演じている白鳥百合子嬢の体調があまり良くないらしい。詳細はわからないので何とも言いようがないのだけど、十分に体を休めた上での復帰を望むっす。んで、また元気よくモモたちにパンチを喰らわせてくださいませ。モモもきっと「いいから、無理しねえで寝てろハナクソ女!」みたいに、ツンデレ全開なことを言いながら待ってると思うんで。