「地球へ……」第一話感想

それはさておき、例によって週末に実家で見た録画の感想を少々。今日は「地球へ……」

展開は原作に忠実で妙なアレンジは加えてないし、映像のクオリティも高い。声優の縁起も悪くない。基本的には文句の点けようがない良くできたアニメだとは思う。でもなー、どうしてもジョミーの顔に馴染めないんだよなー。なんつーか、竹宮恵子が描く「少年」のシャープかつ繊細な雰囲気が感じられないっつーか。どことなく「鈍い」感じがするのだ。まあ、彼女の絵柄は、今となってはいささか古びてしまってるかも知れないけど、でももうちょっと似せて欲しかったなぁ。

後、予告編のナレーションが若本規夫なのも、ちと気になるところだ。いや、いつ暴走を始めるかと気が気じゃなくて。さらにキース・アニアンは子安武人だって言うじゃないか。こっちはこっちで、「ク〜ックックック」とか笑いながら、シロエやマツカをいたぶりそうで心配で心配で。← むしろ期待してないかオレ

しかし、何より心配なのは、TVアニメ化記念とか言って、あのいろんな意味で伝説的な劇場版が、うっかり地上波やCSで放送されちゃうことだが。沖雅也のキースが!志垣太郎のソルジャーが!秋吉久美子のフィシスが!そして薬師丸ひろ子のマツカが甦る!…… なんかだんだん見たくなってきたぞ。← オイ