裏技うぷキボンヌ ← ないっての
新しい職場に異動して一ヶ月半。製品の分野は違えども、17年間のキャリアがあれば、それなりに対応できるだろうと考えていたのだが …… 甘かった。甘すぎたよママン。カステラにアイスクリームを添えて小倉あんと生クリームを載せたくらい甘かったよママン。仕事の進め方とテンポが違いすぎるよママン。なんつーか、極端にヒントが少ない上に時間制限のあるドラクエをやってる気分だよママン。苦労の果てにダンジョンの入り口に辿り着いたら扉が厳重にロックされていて、「この扉を開けたければ、4人の賢者を見つけ出し、8つの鍵を手に入れて来い。5分以内に」とか書いてあって ○| ̄|_ みたいな、そんな感じだよママン。
Hたれ「んと、攻略本はないんでしやろか?」
作 者「ないんだなー、これが」
Hたれ「みゅう、今どき珍しいガチンコでハードコアな RPGでしなぁ」
作 者「んむ、ドラクエ2のロンダルキアの洞窟並みにハードかもなぁ」
Hたれ「まあ、FF2のパンデモニウム並みじゃなかっただけでも、良かったでしやんか。ポジティブシンキングでし」
作 者「ポ、ポジティブなのか、それって?」
Hたれ「でし。それにドラクエ級だったら、仮に大失敗したとしても ……」
作 者「したとしても?」
Hたれ「『おお博士よ、仕事を落とすとは何事だ』と怒られた上で、給料が半分になるだけでし〜」
作 者「うひぃぃぃぃっ!」