「仮面ライダードライブ」第10話、第11話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第10話のあらすじはココ 。第11話をはココ

こちらもなかなか見応えがありましたな。まずは敵の首魁であるハート。彼の底知れない強さ、人間への怒りと同胞であるロイミュードへの友愛が描かれててイイ感じ。また、チェイスの正体に関しても、少しずつヒントが提示されてきて興味深かったぞ。登場当初は処刑人っぽいイメージだったのが、徐々に「ロイミュードを守る者」へとシフトし、さらに今回は「人間の命」という言葉に反応して戦意を失うチェイス。もしかして、ハートに倒されたプロトドライブと何らかの関係がある (あるいは本人) のかな?

ライダー側も、多少危なっかしいところはあったものの、進ノ介のバディとして頑張る霧子は愛らしかったし、本願寺課長の怪しい活躍 (パトレイバー後藤隊長風味) もあったし、新ライダーも登場したしと、なかなか楽しめた。

ただなー、それもラスト、進ノ介の誕生パーティの描写で全部台無しになってるんだよなー。あのさー、貸し切りじゃないレストランで大声出したりクラッカー鳴らしたりって、単なる迷惑行為だから!一発で追い出されるから!あれじゃ特状課メンバーが不愉快な馬鹿にしか見えないってば。もうちょっと考えようよ。

つーか、周りの客が微笑ましそうに見てるなんつー描写を入れてる辺りが小賢しくて、よけい腹立たしいっつーの。クリスマスイブのレストランでデートしてるカップル客が、バカ騒ぎしてる客を好意的に見るわけないだろうに。そんな小手先の誤魔化しをせず、貸し切りってことにすれば良いだけじゃんか。せっかく良い雰囲気で終われる話を、スタッフが自らぶち壊してどうすんだ。まったくもう。