「仮面ライダーフォーゼ」第31話、第32話感想

さて、続いては「仮面ライダーフォーゼ」 。第31話のあらすじはココ。そして第32話はココ

流星が失意と後悔を経てついに弦太朗&ライダー部と「ダチ」になり、弦太朗が死と再生を経て最強の力を手に入れるという、プロットだけ見るとすげえ燃える話なんだけど …… 何しろ描写がくどい!くどすぎる!さらに何でもセリフで説明しすぎ!かてて加えて役者の演技が超残念! …… ってなわけで、「ゴーバスターズ」の感想で書いた「やりすぎて視聴者うんざりパターン」に見事に陥っているのであった。ああ、もったいない。

後さー、頼むから「絆」って言葉を連発すんのやめてくれないかなぁ。3.11以来、やたら安易に濫用された結果、もの凄い勢いで安っぽい言葉になってるのに、さらに拍車をかけてどうすんだっての。「ウルトラマンネクサス」の「光は絆だ」に感動した身としては、マジで悲しいぞ。

それと、前にも書いたがアリエス・ゾディアーツに悪役としての魅力がなかったのも残念。学園を王として支配するってのはまあ良いけど、暴君としての恐ろしさが感じられないのが致命的。やっぱ、逆らったら眠らされるという、「それ、罰としてはインパクト弱くね?」な微妙感が敗因であろう。

つーことで、いろいろ残念な出来のエピソードであった。コズミックステイツのアクションは、けっこう頑張ってただけに惜しいですな。やはり、ここは起死回生のテコ入れ策として、ライダー部女子部員による太もも祭りを開催するしか!← まだ言うか