DVDやら書籍やら

前回に続いて購入したアレコレの紹介を。

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ブルーレイとDVDがセットになったお買い得 (？) 商品。どっちかというと売る側の都合で成立した商品のような気もするが (流通が楽そうだし)、まあ値段もそれなりに安いからいいや。

内容の方に目をやると、何と言っても主役のヴィカスが素晴らしい。ルックス的にも性格的にも冴えないオッサンなんだけど、シャルト・コプリーの演技が実に良くて、気が付けばしっかり感情移入しているのであった。追いつめられ、エゴのままに行動してきたオッサンの、最後に見せる侠気が泣かせるぞ。コプリーはリメイク版「特攻野郎Aチーム」にも抜擢されたそうだし、今後の活躍が楽しみですな。

後、ボンクラSF映画ファンとしては、悪い冗談みたいに強力なエイリアンの銃や、パワードスーツの活躍が嬉しい。ツッコミどころ満載の設定やストーリー展開も、むしろ味わい深いっつーか、微笑ましいっつーか。まあ、そう思えるのは、TVやレンタルビデオでチープかつ頭の悪いSF映画を山ほど見てきた人だけかも知れないけどね。何かこう、お金をかけて作った「SFレーザーブラスト」みたいなテイストが。あ、わかりにくいですかそうですか。じゃあ「21世紀のロボジョックス」で。← 喩えが改善してません

Gたれ「みゅう、これが噂に聞くエビちゃん主演映画でしか」

博　士「いや、そのエビちゃんと違うから」

Gたれ「なるほどファッションモデルだけあって、スラリとしたプロポーションでし〜」

博　士「いろんな意味で間違ってる上に失礼だな、オイ」

Gたれ「(聞いてない) ただ、大ヒットを狙うなら、エビちゃんではなく "たれぱんだ" を主役にすべきだったでしよ。タイトルは『でぃすたれくと9』でし」

博　士「うーむ、あの宇宙船にたれが山ほど乗ってるのか」

Gたれ「あい。そして謎の液体的サムシングで、人間をどんどんたれぱんだ化するという」

博　士「ものすごくタチの悪い侵略だな、それって」

Gたれ「夢のような新しい世界が来るでしよ。ユートピアでし」

博　士「いや、違う作品が混じってるから」

Gたれ「サブタイトルは『生物 (なまもの) 都市』でし〜」

博　士「なんだかなー」

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陸・海・空を問わず、とにかく人が何かに喰われる映画のみをセレクトした映画ガイド。その本数、約 300本。これだけ並ぶと、ある種の感動すら覚えるぞ。まあ、中には「それ、人喰ってないじゃん」な映画も混ざってるけれど、その辺はご愛敬ということで。

Gたれ「んみゅう、このガイドは不完全でし！」

博　士「む、どうした Gたれ？」

Gたれ「だって『宇宙からのツタンカーメン』が入ってないでしよ」

博　士「えー、だってアレは人喰い映画じゃないじゃん？」

Gたれ「そんなことないでし。あのオチは明らかに人を喰ってるでしよ」

博　士「って、そっちの意味かい！」

Gたれ「ちなみに『人喰族 VS. ゾンビ』という映画を作って、ドキュメントと言い張れば、通常の三倍人を喰った映画のできあがりでし〜」

博　士「だから、人の話を聞けっ！」