マンガ単行本あれこれ

最近購入したまま放置していたあれこれについて、短めに感想を。今日はマンガ単行本編。

もやしもん 8-TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)もやしもん 8-TALES OF AGRICULTURE (イブニングKC)

講談社 2009-07-23
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6巻はワイン編だったが、8巻はビール編。ためになるし、オクトーバーフェストは楽しそうだし、新キャラのハナさんは眼鏡っ娘だしで、基本的にはすごく面白かったんだけど、一生懸命準備してた (であろう)「牛まつり」を、真珠湾並みの奇襲攻撃で乗っ取られてしまった、畜産の長峰君&眼鏡さん (仮名) の気持ちを思うと、なんかこう、釈然としないものが残るんだよなー。

つーか、何でわざわざ「一方的に乗っ取る」って展開にしたんだろうね?十分に事前の根回しをした上で、畜産とがっちり協力して「牛とビールのお祭り」にすればいいじゃん。テーマが「参加者全員を笑顔にする」であるなら尚更、畜産との間にしこりを残しそうなやり方は避けるべきだと思うんだが。

まあ、結果として眼鏡さん (仮名) の豊満なチロル娘姿が見られたから、とりあえず今回は許すが。← オイ

 

へうげもの 9服 (モーニングKC)へうげもの 9服 (モーニングKC)

講談社 2009-07-23
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わび数奇魔人・利休ついに墜つ。あまりにワイルドな末期の茶席に度肝を抜かれ、「痛うございます、早う」に泣かされる私。「あり得ねぇだろ!」と阪口大助の声で突っ込みたくなるほど、絵も描写も誇張されているのに、妙なリアリティと感動があるんだよなー。

ただ、ペ・ヨンジュンの顔をした朝鮮王子を、具志堅用高の顔をした加藤清正が、ビンタ一発で倒すシーン辺りになると、単なるベタなギャグなのか、何か秘めた演出意図があるのか、判断に苦しむわけですが。

 

お茶にごす。 9 (少年サンデーコミックス)お茶にごす。 9 (少年サンデーコミックス)

小学館 2009-07-17
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ついに明らかになったまークンの過去と、優しい人になりたい理由。そして、そんな彼の事が色々と気になり始めたらしい部長と夏帆。普通なら、三角関係的なアレコレを交えたドラマが急速に進展するところだが、何せ 3人とも (理由は異なれど) 恋愛に関する感受性と経験値が極端に低いので、そう簡単に話は進まないのであった。

でもまあ、まークンもちょっとずつだけど「心」を手に入れ始めてるようだし、マンガとして面白いのは間違いないんで、じっくり気長に付き合うことにしよう …… と思ってたら、すでにサンデー本誌での連載は打ち切りで終了したという情報が!ええええええええええ!またなの?「道士郎でござる」に続いて、また打ち切りなの?面白いのに。どっちもすげえ面白いのに。あああああ、なんかこう、なんかこう、なんかこう !! ← これは恋ではありません

 

史上最強の弟子ケンイチ 34 (少年サンデーコミックス)史上最強の弟子ケンイチ 34 (少年サンデーコミックス)

小学館 2009-07-17
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こっちは順調に巻数を重ねてるし、相変わらず面白いんだけど、何しろ敵の数が多すぎて、今のペースではいつになったら終わるのやら、見当がつかないのが困りもの。好きな作品が長く続くのは嬉しいことだが、終わるタイミングを見失ったら元も子もないしなぁ。大丈夫だろうか。

後、演出意図はわかるんだけど、美羽が伊達メガネ&三つ編みを止めてしまったのは、メガネスキーとしては悲しいぞ。なるほど「ちょっとだけど大きな変化」だな。作者の意図とは正反対の受け止め方だけどね。○| ̄|_