大河原邦男展

また睡魔に負けそうなので、今日は手短に。例によってネタを求めて徘徊していたら「ガンダムなど原画満載!魅惑的な“メカデザイン”の世界」という記事を発見。ああ、これは見に行かなくては。

私見だけど、大河原メカが魅力的だったのは、「勇者王ガオガイガー」くらいまでかなぁ。この頃までは、シルエットを見ただけで「あ、これは●●だな」と判るくらい、明確な個性のあるメカをデザインしてたと思うんだよね。でも「機動戦士ガンダムSEED」辺りになると、(アニメスタッフ側の要望もあったんだろうけど) どれも似たり寄ったりになっちゃったっつーか。

んで、個人的に最も好きなのは、「装甲騎兵ボトムズ」のスコープドッグダサカッコ良さの極致のようなルックスと言い、ターレット式レンズやアームパンチ、ローラーダッシュ降着システムといったギミックと言い、いまだにアレを超えるインパクトを持ったロボットは、存在しないんじゃないかな。

つーことで、古めの作品&「ボトムズ」関連の展示が充実してることを望むっす。後は立体物の展示が多いと嬉しいな。「絵よりも立体の方がはるかに魅力的」ってのも、大河原デザインの特色だと思うんで。つーか、大きな声では言えないが、デザイナーとしてはともかく、イラストレイターとしては、決して上手くはない人だし。