「侍戦隊シンケンジャー」第10話感想

例によって仕事が忙しいので、先週のスーパーヒーロータイムの感想は短めにまとめることにする。どうでも良いが、ATOK様は「霊によって仕事が忙しい」と仰った。れ、霊障霊障なのか?呪われているのか?助けて百太郎!(古)

それはさておき、毎度お馴染み「侍戦隊シンケンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ

今回の主役は千秋=グリーンと爺や。丈瑠や茉子を超えようと焦るあまり自分を見失う千秋と、丈瑠と同じように千秋を鍛えようとして反発され、意固地になる爺や。ある意味で同じ過ちを犯した2人が対立から和解に至るドラマが、なかなかに心地良い。不器用に詫びる爺やと、それを揶揄しつつも素直に「ごめん」と言える千秋。いやー、どっちも好いたらしいぞ。

また、爺やを半ば突き放すように諭し、千秋への歩み寄りを促す丈瑠もナイス。「殿様」としての権威を使って仲裁するのではなく、あくまで当事者同士で解決させようとする辺り、若くして名君の片鱗をうかがわせていると言えよう。さすがは殿、ツンデレの心はツンデレが知ると言うわけですな!← なんか違う

さて、爺やの教えを受け、「自分の中にある木」を見つけた千秋は、宙を舞うオカクラゲを見事撃破!…… は良いのだが、このシーンはビジュアル的にもう少し頑張って欲しかったなぁ。地面に突き立てたウッドスピアが、見る見る天を突く大木に育って、とかさ。アレだと、単なる棒高跳びにしか見えないぞ。まあ、その後に無数の木の葉が渦を巻くシーンは良かったけども。

それと、鳴り物入りで登場したダイテンクウが、ただくっついただけって感じで、あんまりカッコ良く見えないのも残念。今後のさらなるパワーアップ (多分シンケンオーと合体するんだろうし) に期待しよう。