「仮面ライダーキバ」第43話感想

さて、続いては「仮面ライダーキバ」 。今回のあらすじはココ

  1. 音也を助けるため、キャッスルドランへ通じる「迷いの森」を行く真夜&ゆり。その前に立ち塞がる番人もとい番ファンガイア。「この森では貴方 (真夜) はファンガイアの姿になれない」と余裕をかました直後に、真夜の「あなたの夜が来るビーム」で吹っ飛ばされる …… って、ここは笑うトコですか?

    まあ、真夜が人間体でも強いって設定を無視しなかっただけ (「キバ」としては) マシなレベルかも知れないけど、だったら「この森ではファンガイアの力を使えない」とか、そういう設定にすべきじゃん?








     

  2. 嶋をファンガイアに変えたことを責める渡に「俺にはキングとしてファンガイアを守る義務がある」と言い放つ太牙。えーと、感情にまかせてファンガイアを何人も殺したのは、君じゃなかったっけ?嶋を改造するのに、以前登場した博士 (名前忘れた) の技術を使ったんだとすれば、そのファンガイアも死んでるはずだし。アレか、「王とは身勝手なものだ」という、深い風刺を込めた描写なのか?← 多分違います


















     

  3. 太牙に挑んで瞬殺される嶋。描写があまりにあっさり風味なんで、何の感慨も湧きません。んで、「許さない、絶対に!」と太牙に向かっていく渡。でもなー、君、護衛なのにロクに嶋を守ろうとしなかったじゃん?実質見殺しじゃん?つーかそもそも、嶋がファンガイアにされた件に関しても、責任がないとは言えないじゃん?でも、太牙を責めるばかりで、自分の迂闊さを悔いてすらいないじゃん?なんつーか、ここまで救いようのない主人公って、なかなかいないよなー。感心することじゃないけど。

     

  4. 結婚式で、新郎である太牙の腹を刺す深央。黒ずみヒロインとしての地位を不動のものにしたかに見えた彼女だったが、刺されてなお自分を庇う太牙を見て、心を揺さぶられてしまったのか、渡と太牙の戦いに割って入り、キバの必殺キックを受けてしまう。渡の腕の中で、彼との幸せな結婚式を夢想しながら砕け散る深央。うーん、普通なら泣けるシーンなんだろうけどなぁ。嫌なことから逃げまくったあげく自滅したようにしか見えないんだよなぁ。

    これはアレですな、「好きじゃない相手には、早めに気持ちを伝えておかないと、後で大変なことになるよ」という、よい子へのメッセージですな。うーん、勉強になるね!← やめれ

     
  5. 今回最大のサプライズは、ブルマン (犬) が登場したことそうか、生きてたのかー。