「炎神戦隊ゴーオンジャー」第42話感想

いつものように「炎神戦隊ゴーオンジャー」鑑賞。今回のあらすじはココ

分別されたゴミをゴチャゴチャに混ぜてしまう蛮機獣ビンバンキ …… って、作戦のスケールがあまりにも小さい上に地道すぎるだろ、ソレは。「仮面ライダーアギト」で黒ダミアンがやった「さそり座1日1殺作戦 (目的:人類殲滅)」と良い勝負だぞ。まあ、ある意味昭和特撮の伝統に則ってると言えなくもないけど。

んで、美羽による高校潜入捜査も、今ひとつ盛り上がらない。家庭教師による教育しか受けていない美羽が、普通の学園生活に憧れるって展開は良いんだけど、肝心の学園生活が全然楽しそうに描かれてないんで、今ひとつ気持ちが伝わって来ないんだよなぁ。

気持ちが伝わらないと言えば、ゲストキャラの湯島学も同様で、拉致して縛り上げた美羽に対して恋の魔法を使うなんつー外道な行いをしておいて、「女の子のハートを動かせるのは、男の子の真心だけよ!」であっさり改心しちゃう辺り、描写が軽すぎてにんともかんとも。美羽にもちゃんと詫びないんで「お前、ホントに反省してんのか?」と思ってしまい、全然感情移入ができないのであったよ。

後、今回はやたらにパロディが多かったですな。「涼宮ハルヒ」「ハリー・ポッター」そして「スケバン刑事II 少女鉄仮面伝説」っすか。ただ、これもパロディをやってる「だけ」なんで、あんまり面白くないのが残念。唯一、「ヨーヨーを持たせたのがアニ」という辺りが、微妙にツボを刺激したかなぁ。「ひょっとしてオタクなのか大翔?」とか「まさかセーラー服を用意したのもアニ?」とか、いろいろ妄想してしまったぞ。

つーことで (何が)、今ひとつパッとしない印象のエピソードであった。まあ、最大の不満は「ケガレシアの保険医コスをもっと見せれ!」だったりするのだが。← そこかい