久々エアガン購入

さて、昨日は仮面ライダー電王のフィギュアを紹介したわけだが、実は同じ日にもう一つキャラクターグッズを購入していたのであった。それは、とある作品のとあるキャラを象徴するアイテムである。経験が浅く、いささか理屈が先走る性格で、ちょいと青臭くて、妻子持ちで、AIに「くん」付けで呼ばれちゃう男、しかし均一化しがちな遺伝子プールの揺らぎとして、時に意外な活躍を見せる男、そんな「あいつ」がこよなく愛するアイテム。そう、トグサの愛銃、マテバM-M2007である!

ガスガン マテバM-M2007 (攻殻機動隊トグサの銃)ガスガン マテバM-M2007 (攻殻機動隊トグサの銃)

マルシン工業 2008-08-05
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つーことで、発売日直後に購入したっすよ。いやー、実物は写真で見るよりさらに変な形だわ。普通の銃は、見る角度によっていろんな表情を見せてくれるもんだけど、マテバの場合は、どのアングルから見ても変。揺るぎなく。首尾一貫して変。徹頭徹尾 …… って、しつこいですかそうですか。

 

ノンフルート (溝なし) のシリンダーと、無骨で奇異なデザインが相俟って、どこかSF的な佇まいを見せるマテバ

 

実物のマテバはイタリアの銃なんだけど、どっちかと言うとこのデザインセンスはイギリスっぽい感じ。戦車ならチャーチルクロムウェル、戦闘機ならライトニングのように、「何でまた、よりによってそんな形にしたんだよ」とツッコまずにはいられない、クセの強さがよく似てると思うのだ。細部を見ると妙に筋が通ってるのに、全体を見ると訳がわかんなくなっちゃってる辺りもイギリス的だと思うし。いや、実に素晴らしいな。大好きだ。

 

シリンダーは左から上に向かって開くタイプ 。手を離しても戻らないようにするためか、フレームの真上まで上がるようになっている。ぶっちゃけ見た目はマヌケである。

 

銃身はシリンダーの最下部に位置している。上の四角いブロックはバレルウェイト。こんなモノを突きつけられたら、怯える前に「何じゃこりゃ?」と思わず覗き込んでしまいそうである。

 

通常、リボルバーのグリップは大きく湾曲しているが、マテバのそれは直線的で、握った感じはむしろオートマティックに近い。太さも程良く、オート派の私にとっては普通のリボルバーより握りやすいぞ。ただ、元々のメカニズムの問題か、はたまたエアガン固有の問題かは不明だが、ダブルアクション時のトリガープルがかなり重く、動きも固いのが残念だ。まあ、シリアスなシューティングやサバゲーに使うような銃じゃなく、雰囲気を楽しむモノだろうから、あまり気にならないけどね。

つーことで、褒めてんだか貶してんだか、良くわからない感想になってしまったが、とりあえず私はとても満足している。できれば、銃身長4インチくらいのモデルも出して欲しいもんである。絶対買うぞ。俺はマテバが好きなの!からして。

 

[おまけ]

初回生産限定の「9パラマーカー携帯ストラップ」。劇場版第1作で、トグサが車に撃ち込んだマーカー弾のレプリカ (?) である。金色の部分がもうちょっと渋い質感なら完璧だが、それを差し引いても、なかなか良くできている。

 

愛用のWX310Kに取りつけてみた。期せずしてイイ感じのカラーコーディネートになっている。ただ、かなり重いけどねー。