「ケロロ軍曹」第2シーズン最終エピソード感想

さて、話は変わって。例によって実家で録画を消化してるんで、その辺の感想をつらつらと。

今日取り上げるのは「ケロロ軍曹」。アニマックスで第2シーズンの最終エピソードである、対ガルル小隊編 (101話〜103話) を鑑賞。原作でも屈指の名エピソードであったが、アニメはそれ以上って感じ。コテコテでベタベタなまでの王道展開にも関わらず、なおかつ原作を何度も読み返しているにも関わらず、きっちりハラハラしてワクワクして燃えて泣けるっつーのが凄いぞ。

夏美とギロロ (ナビゲーション音声) の絶妙な掛け合い、子安武人によるクルルのキャラから片足はみ出すくらいシリアス方向へ振ったセリフ回し、ガルルとギロロとの対決における小気味良いアクション、そしてケロロの「ケロボールを渡せ …… 冬樹殿」から「総員、適当にやるであります!」に至るセリフの数々。いやもう、どれもこれも素晴らしいっす。

しかし、何と言っても素晴らしかったのはガルル中尉。もう、最初から最後まですべてのセリフがカッコイイ。不必要なまでにカッコイイ。負けを認めるセリフまでカッコイイ。自分に向かって「何で三頭身たらずのカエル型宇宙人に、そんなにシビレてんだ?」とツッコミを入れても無駄なくらいカッコイイ …… って、しつこいですかそうですか。でも、実際カッコイイんだからしょうがないよなぁ。友人とも話したんだけど、大塚明夫のフィルモグラフィの中でも最強のカッコ良さではあるまいか。ガトーもバトーもスネークも敵わないって感じで。

つーことで、毎度のことながら超今さらではあるが、堪能させてもらったっす。もちろん、削除はせずに永久保存ね。