「仮面ライダー電王」第47話感想

二週間ぶりに「仮面ライダー電王」鑑賞。今回のあらすじはココ

愛理と一緒に初詣に出かける良太郎。カイの襲撃を警戒して、侑斗&デネブも離れた場所から彼女を護衛する。だが、カイの策略によって良太郎と侑斗は過去と現在に分断され、大量のイマジンたちが二人を襲う。さらに愛理の元にはカイが現れる。この絶体絶命の危機に、キンタロスが取った行動とは? …… ってなお話。

んーむ、泣けた。サブタイトルと予告編でおおよその展開は予測できてたんだけど、それでも泣けた。まずは、キンタロスが良太郎との契約を成立&完了させてしまうシーンで、いきなりウルっと来てしまったぞ。これまで何度も描かれた、「無理矢理な解釈で契約完了にしてしまう」イマジンのやり方と表面的には同じなんだけど、内に秘めた想いがまるで違うってのが良いよなぁ。「同じシチュエーションを微妙に変えて描くことで、まったく異なるドラマを産み出す」という、小林脚本の得意技が光ってるっす。

そして、「確かに俺らには思い出す過去がない。けど、良太郎に拾われてからのことは全部覚えとる!」というキンタのセリフで涙腺決壊。かけがえのない記憶を守るために戦うキンタの侠気に泣き、その意を汲んで非情な決断を下すモモの背中に泣き、無言で耐えるウラに泣き、「クマちゃぁぁぁん!」と絶叫するリュウタに泣く。しかし涙目になりつつも、キンタの一世一代の晴れ姿を目に焼き付ける私。死ぬほどカッコイイぜキンタ!つーか死ぬな!・゚・(ノД`)・゚・ ← やや錯乱気味

とは言え、消失シーンは描かれなかったし、主人公である良太郎が「かならず迎えにくる」って断言したわけだから、まだ望みはあるよな。まあ「望みはあると信じたい」ってのが、本当のところではあるんだけどさー。

んで、次回はウラ。んーむ、そう来るかぁ。恐らくは「裏切ったと見せて実は」パターンなんだろうけど、果たしてどうなりますやら。おまけに「愛理姉さんに赤ちゃんが」という爆弾発言も飛び出してるし。そうか、だから姉さんが分岐点の鍵なのか。彼女と赤ちゃんがどうなるかによって、未来が決まるってことなんだろうな。となると、赤ちゃんはハナ (コハナ) ってのが、一番ありそうな展開かなー。彼女をメインの物語にがっちり組み込むには、それしかないと思うし。これまた、どうなりますやら。

しかし、もしこの予測が正しいとすると、侑斗がパパで良太郎が叔父さんってことになるんだよな。なんかいろんな意味で凄い血縁関係ですな。んでもって、侑斗がパパと言うことは、必然的にデネブがお祖母ちゃんということに!だって侑斗のオカンだし!(違)