「怪しい伝説」感想

3時間かけて電車で移動し、4時間の会議に出席し、また 3時間かけて自宅に戻り、さらに日曜日に見られなかった「仮面ライダー電王」を見るために 2時間かけて実家へ。これぞまさに仕事と趣味を両立させた、正しきオタク社会人の行いと言えよう。バカとも言いますが

んで、苦労した甲斐あって今回のエピソードも非常に面白かった。でもさすがに疲れたので、感想は改めて書きますです。

さて「電王」を堪能した後は、同じく録画してあった「怪しい伝説」の忍者特集を鑑賞。内容は、「水グモによる水上歩行」「真剣白刃取り」「飛来する矢を手で掴むこと」が可能かどうか検証するというもの。水グモに関しては浮力が足りなくて無理だと知っていたが、他の二つがどうかは興味深いところだ。

つーことで、ワクワクしながら見ていたら …… 冒頭に流れた「資料映像」が、全部カンフー映画だったよ。○| ̄|_

いやまあ、確かに忍者らしきキャラは出てたけどさー。だからって、わざわざ香港映画を使わなくてもいいじゃん。しかも後半の映像は忍者と無関係な武侠映画だし。使うならちゃんと日本の作品を使えよ!「影の軍団」とか「仮面の忍者赤影」とか変身忍者嵐とか!← って、状況を悪化させてどうする

その他にも、単なる地下足袋が忍者グッズとして紹介されてたり、BGMが中国風味の無国籍サウンドだったり、アダムの「忍者的アクション」が、やっぱり全部カンフーだったりと、アメリカ人の忍者観がショー・コスギ時代から一歩も前進してないことが判明したのであった。

ただまあ、前述したように日本の忍者フィクションも、似たり寄ったり五十歩百歩目クソ鼻クソなので、あんまり偉そうなことは言えませんわな。現在も「NARUTO」なんかが、着実に誤解を助長し続けているわけだし。

しかし、どうせ参考にするなら山田風太郎作品にして欲しいもんすね。でもって、ぜひエロエロ系忍術の検証を!← 主旨が変わってますが