「ウルトラQ」感想?
Hたれ「ちゅうわけで、今日も登場のHたれでし」
博 士「と言うわけで、今日もネタ切れの博士だ」
Hたれ「今日もぎょうさん見てはりましたけど、やっぱり忘れはったんでしか?」
博 士「ふっふっふ、その通りだ!」(えっへん)
Hたれ「そんなん、威張られましてもなー」
博 士「いや、そうでもしないと自分が情けなくなるのでな」
Hたれ「難儀な人でしなぁ。まあ、それはさておき、今日は『ウルトラQ』の話を」
博 士「んむ、主だった話を録画して見たのだが、一番印象に残ってるのは ……」
Hたれ「ケムール人でしか?それともカネゴン?」
博 士「いや、一ノ谷博士のヒゲ」
Hたれ「って、またそのパターンでしかいな!」(すぱーん!← 大阪名物ハリセンチョップ)
博 士「あだだだ。いや、そうは言うがな、やっぱりあのヒゲは凄いぞ。そもそも、一ノ谷博士って存在自体が謎じゃん?」
Hたれ「みゅう、言われてみれば、どんな組織に属してはるのか、専門は何なのか、まったく説明されてないでしなぁ。なぜか教え子が空港管制官になってたりするし」
博 士「んむ。言ってることはけっこうトンデモ風味だったりするしな。でも、そうした様々な疑問やツッコミも、あのヒゲを見たとたん打ち消されてしまうのだ。『あのヒゲじゃしょうがないよなぁ』みたいな感じで」
Hたれ「そ、そういうもんでしやろか?」
博 士「そういうもんだ。ある意味、あのヒゲこそが一ノ谷博士の本体と言えよう」
Hたれ「他は全部付属品でしかいな」
博 士「んむ。…… あ、あのヒゲは実は寄生生物で、人間を操ってるって設定も良いな。『人形つかいヒゲバージョン』って感じで。んで、他にもいろんなヒゲ型生物がいて、ポーランドに侵攻させたり、赤軍の大粛正をさせたり、ソロバンかき鳴らして他人の名前を訊かせたり」
Hたれ「あう、また博士が白昼夢モードに」
博 士「似た種族にモミアゲ型宇宙生物がいて、ロボットSFを書かせたり、とれとれピチピチかに料理な曲を作らせたり、二人でドアを閉めさせたり名前を消させたり」
Hたれ「もしもし、博士?」
博 士「眼鏡型宇宙生物が女性に寄生するのも良いなぁ。『悪魔ッ子』ならぬ『眼鏡ッ娘』とか言ってな」
Hたれ「博士〜、戻ってくるでし〜」(すぱーん!← ハリセン再び)
博 士「あうっ!おお、私は何を?」
Hたれ「ちょっとアッチの世界に行ってはったんでしわ。まあ、言ってることは、いつもと同じようなもんでしたけどな」
博 士「そ、そうか。で、何の話だっけ?」
Hたれ「せやから『ウルトラQ』の話でしがな。お気に入りのエピソードとかはないんでしか?」
博 士「あー、そうだなぁ。きっちり解決せずに不安感が残るような話が好きかな。『バルンガ』とか『カネゴンの繭』とか『2020年の挑戦』とか『あけてくれ!』とか」
Hたれ「『カネゴンの繭』はHたれも好きでしわ。ドタバタやし、ベタやけどブラックなオチもええでしなぁ」
博 士「んむ、確かに」
Hたれ「後は『あけてくれ!』もよう出来てましけど、もうひとひねり欲しかったとこでしな」
博 士「ひねるって、どんな感じに?」
Hたれ「んと、たとえば乗客がツッコミしかいなくてパニックに陥るとか」
博 士「なんで、そんなことでパニックに」
Hたれ「ツッコミを入れる相手がおらんからに決まってましやんか。んで、思わず叫ぶわけでしな。『ボケてくれ!』と」
博 士「って、ダジャレかい!」