「烈車戦隊トッキュウジャー」第29話、第30話感想
仕事だの何だのですっかり遅れてしまったスーパーヒーロータイム感想。まずは「烈車戦隊トッキュウジャー」。第29話のあらすじはココ。第30話はココ。
まず第29話は大和屋脚本。皇帝ゼットに叛旗を翻したシュバルツ将軍が、トッキュウジャーに共闘を申し出るっつーお話。まず信じようとするライトと、不信感を隠せない他メンバーという展開は、ザラム=明が仲間になった回を踏まえているんだろうけど、残念ながら「いかにも裏切りそうな奴が、案の定裏切りました」という、意外性のカケラもない話に終わっていて残念。「焼き魚定食とシュバルツ」という、膨らませばいくらでも面白くなりそうな絵面も活かされてなかったしなぁ。ただまあ、シュバルツがグリッタの仇を討ちたいと考えていることがわかったのは収穫であった。
続く第30話も大和屋脚本。ミオの誕生日を思い出したカグラが、彼女のためにバースデーケーキを作ろうと奮闘するっつーお話。んむ、この回は面白かった。まず何と言っても「金髪巻き毛カツラのてっぺんにヒヨコ」というビジュアルと、「ヒヨコが死んだらカツラ装着者も死ぬ」という設定のマヌケさが素晴らしい。思いつかんだろ、こんなアホな話 (←誉めてます)。ヒヨコにメロメロな明とか、マヌケなビジュアルのまま、すごく良いことを言うヒカリ&トカッチなど、細かい描写も面白かったし。
んで、さらに素晴らしかったのが、カグラとミオ。今回は普段にも増して百合ん百合んした雰囲気に満ち満ちていて、実に良かった。こういう方向性のラブフラグなら、いくら立ててもらってもかまわんぞ。お父さん許す。むしろ推奨するよ!← だから父じゃねぇ