「獣電戦隊キョウリュウジャー」第14話

毎度お馴染み周回遅れのスーパーヒーロータイム鑑賞。まずは「獣電戦隊キョウリュウジャー」。第14話のあらすじはココ

キョウリュウジャーとしての行動にかまけて、勉学や行儀作法がおろそかになっていると判断した執事のジェントルが、アミィ=ピンクを鍛え上げようとすることで巻き起こるドタバタを描く (?) エピソードなんだけど …… うーん、普通につまらなかったです。

えっとねー、ジェントルが自分の押しつけ教育を反省するのは良いんだけど、スパルタ教育怪人とのやり取り「だけ」で反省させちゃダメでしょ。そこはあくまできっかけとして描いて、ドラマ的な決着はアミィとの間でつけるのがスジってもんじゃん?たとえば、アミィが型破りな発想で爆弾の処理方法を思いつくのを見て、ジェントルが「ああ、私の教育はムリヤリ型に嵌めようとするものだった」と気付くとかさ。でもって、アミィ側にも「ジェントルから教えられたことがデーボスとの戦いに役立った」みたいな描写を入れれば、ドラマ的なバランスも取れるし。なんつーか、三条陸の脚本はその辺が雑なんだよなぁ。

後、これは三条陸に限ったことではないけど、流行のフレーズを使うのが遅すぎ。「今でしょ!」を使うタイミングは今じゃないでしょ!もうとっくに終わってるでしょ!つーか終われ。聞き飽きたから。

さらに言うなら、せっかくアミィに和服を着せるのであれば、その状態でのアクションを入れないとダメじゃん!そして着物の裾から脚 (ふくらはぎから膝の辺りまで) が露わになるシーンを入れなきゃダメダメじゃん!「隠そうとしているものが露わになるところにエロスが生じる」という「寸止めエロス思想」を良い子に啓蒙しなくちゃダメのダメダメじゃん !! ← ダメなのはお前だ

 

さて、続いては「仮面ライダーウィザード」 。例によって第36話は前後編の前編なので、感想は後編を見てから改めて。