「獣電戦隊キョウリュウジャー」第8話感想

毎度お馴染み周回遅れのスーパーヒーロータイム鑑賞。まずは「獣電戦隊キョウリュウジャー」。今回のあらすじはココ

家族サービスで優子 (妹) と理香 (姪) を遊園地に連れてきたノブハル=ブルー。だが、そこには、失った大切な存在の幻を見せるデーボモンスター・ココドーコが作戦を展開中であった。死んだ夫/父の幻影に導かれて迷宮に踏み込んでしまう優子と理香。ノブハルは2人を救い出せるのか? …… ってなお話。

これまでの例から考えて、「キョウリュウジャー」で「愛しい人の死とどう向き合うか」という重いテーマを扱うのは無理なんじゃね?と高をくくりながら見ていたんだが、意外にもなかなか良くできた話だったんでビックリ。

子供である理香よりも妻である優子の方が夫の死に向き合えていなかった、という展開の意外性がまず良かったし、その解決にノブハルの親父ギャグが役立つというのもなかなか面白かった。物語が過剰に深刻になるのも防げてたしね。

また、最近の戦隊物でありがちな「仲間 (およびその関係者) 以外の人々を守ろうとする意識が薄い」という悪癖に陥ってないのもイイ感じ。まあ、そんなことで感心してる時点で問題っつー気もするけど、それはそれとして。

つーことで概ね楽しめたんだけど、疑問点も少々。「優子がブルーを毛嫌いしてる」という描写は必要なのかなぁ?コミカルなシーンとして描いてるのはわかるんだけど、嫌う理由が弱いんで、不自然さの方が目立ってしまってイマイチ笑えないのであったよ。て言うか、優子に関しては「実は本人のギャグセンスも変」というキャラにした方が面白いと思うんだがなー。ほら、ジャスミンだし。← そんな理由か

 

さて、続いては「仮面ライダーウィザード」 だが、第30話は前後編の前編なので、感想は後編を見てから改めて。