「特命戦隊ゴーバスターズ」第44話感想

毎度お馴染みスーパーヒーロータイムの感想。まずは「特命戦隊ゴーバスターズ」。今回のあらすじはココ

つーことで、メサイアとの最終決戦を描いたエピソード。いやー、流石に盛り上がりましたな。使命を果たそうとする余り暴走するヒロムと、彼を諫め、自ら戦うことを選ぶニック。その意を汲んで全力でサポートするリュウジたちなどなど、定番だが燃える展開がてんこ盛りで楽しめた。ヴァグラス側も、メサイアの飽くなき「支配」への妄執とか、エスケイプの報われない「パパ」への想いなど、ドラマ的な見応えが多い回であった。

アクションの方も充実。ニック&Jのバディロイド合体攻撃や、劇場版に登場した「バスターマシンFS-0Oフロッグ」の活躍など、レア度の高いメカアクションを堪能できた。ただなー、最終的にメサイア・リブートを倒すシーンが、結局いつもながらの「お前だけは許せない!うおおおおっ!」パターンに陥ってしまったのは残念であった。もうちょっと合理的な勝利の理由を描いて欲しかったぞ。特に「ゴーバスターズ」は、魔法や超能力といった謎パワーを使ってるわけじゃないんだからさー。あ、でもエネトロンも十分謎パワーだから問題ないか。← あります

後、前に一度メサイアを倒したときもそうだったけど、どうしても話数的に「これで終わりになるわけないしなー」と思ってしまい、今ひとつ気持ちが盛り上がらないのだよな。まあ、これは多分にスレてしまった私がいけないのだが。もっと素直な見方ができるピュアなオッサンになりたいものであるよ。ちなみに、今回私がもっとも素直に楽しめたのは、Jの「俺はツリーだ」と、リカ姉さんの肩出しサンタファッションでした。ピュアですか?ねえねえピュアですか?← やかまし