「特命戦隊ゴーバスターズ」第40話感想

例によって周回遅れでスーパーヒーロータイムの感想を。まずは「特命戦隊ゴーバスターズ」 。第40話のあらすじはココ

いまだ謎の多い「亜空間における陣の状況」について、かなり踏み込んだお話。うーん、「転送が完了していない状態」ってのが今ひとつピンと来ないのだが、アレか?なぜか99%でダウンロードが止まってしまい、せっかくのアダルト動画が見られなくて、ああもう超もどかしいっ!みたいな感じですかお父さん?← 訊くな ← しかも他人事みたいに言うな

まあ、それはさておき、そんな陣を救うべく奮闘する J の、不器用なというか微妙にズレた優しさが胸を打つエピソードであった。「基本的に人の話を聞かない&説明しない」という J の性格が上手く活かされていたし、何だかんだ言いつつヨーコたちが J を深く信頼しているのも伝わって来たし。その辺、これまでのドラマの蓄積が物を言ってますな。うむ、良きかな良きかな。

一方、ヴァグラス側についても、エスケイプがエンターに逆らえなくなった理由が説明されたり、エンターの強化体が登場するなど、なかなか見せ場が多かった。いやー、エンターの「いろいろ企んでる」感溢れる言動がイイ感じですな。下克上でメサイアからラスボスの座を奪うのか、野望半ばにして倒れるのか、どちらにせよ、悪役としての本分を全うして欲しいものである。

つーことで、おおむね満足のいく出来だったのだが、唯一残念だったのがパラボラロイド2の扱い。メサイアカードと融合してる間はともかく、素の状態ではこれといった悪事を行ったわけでもないのに、「まあ、ノルマだから諦めて」的な大ざっぱさで粉砕されてしまう姿は、あまりにも哀れで、正直気が引けた。スタッフには、もうちょっと気を使って欲しかったなぁ。

 

さて、続いては「仮面ライダーウィザード」第12話 は例によって前後編の前編なので、感想は後編を見てから改めて。