「仮面ライダーフォーゼ」第33話、第34話感想

さて、続いては「仮面ライダーフォーゼ」 。第43話は前後編のあらすじはココ。第44話はココ

ユウキが光と闇の2人に分離して …… ってな話なんだけど、「闇ユウキもまたユウキの一部である」という描写を中途半端に入れたせいで、何だか釈然としない出来になってしまっている。誰の心にも闇の部分はあって、それが分離&暴走したのが闇ユウキなのだとすれば、単に倒して終わりにしちゃダメなんじゃね?光ユウキと闇ユウキが融合して、自分の心に潜む闇を制御できるようになって、初めて解決と言えるじゃないかなぁ。んで、弦太朗が「お前ともダチになってやる!」と闇ユウキに宣言するのが融合のきっかけになったりすると、ドラマ的にも盛り上がるし。

そういった描写ができないのなら、始めから闇ユウキを完全なニセモノとして描くべきだったと思う。それなら、情け容赦なく倒してしまっても嫌な後味が残らないですむじゃん?平成ライダーシリーズにはけっこう多いんだけど、扱いきれない重いテーマを持ち出したあげく投げちゃうのは良くないと思うぞ。

それと、先週の日記でも書いたが、ユウキの両親の描写はやり過ぎじゃないかなー。ユーモラスとかコミカルとかいうレベルを軽々と超えて、単なる頭のおかしい一にしか見えないんですけど。