「仮面ライダーフォーゼ」第21話&第22話感想

さて、続いては「仮面ライダーフォーゼ」。第21話の感想はココ。んで、第22話はココ

えーと、お話に関しては箸にも棒にもかからない代物だったと思うっす。「生徒が先生を進路指導する」ってアイディアは悪くないんだけど、肝心な先生の悩みが心底どうでも良い内容 (つーか、怪人の能力に合わせただけの内容) なので、どうにも盛り上がらないのであったよ。スイッチに関する誤解ギャグも不発だったしなぁ。て言うか、あんなもん後生大事に持ち歩かないだろ。

ペガサス・ゾディアーツの正体に関しても、消去法であっさり読めてしまう上に、ドラマ的な必然性が全然ないので説得力ゼロ。挙げ句の果てに、何の演出的な溜めもなくあっさりホロスコープスに進化しちまうし。んーむ、敵幹部としての重厚さがカケラもないな十二使徒。アレか、落研メンバーが簡単に幹部になる様を通じて、落語界の真打ち制度を痛烈に批判する意図があったとか?← ないです

だが、そういった問題点を補って余りあるのが、今回のゲストキャラである宇津木先生の勇姿である。あの伸びやかな肢体から繰り出されるハイキックの美しさは、まさに芸術!より判りやすく言うならば …… 蹴られてぇ。← 台無し

まあ、私の秘められた嗜好 (丸見えですが) はさておき、さすがは元ハリケンブルー七海 (長澤奈央)、良いものを見せていただきましたですよ。弦太郎たちのクラス担任は続けるようなので、このままレギュラーとして頑張って欲しいものである。つーか、いっそライダーになってくれないかなぁ。

でもって、第23話は例によって前後編の前編なので、ちゃんとした感想は後編を見た後で。とりあえずキグナスキックアスキッグナスという足し算ダジャレはちょっと面白かった。後は、ドラマにそれをどう活かすかですな。たとえば、えーと …… ヒットガール出すとか。← 無理