「仮面ライダーディケイド」第15話感想

さて、続いては「仮面ライダーディケイド」 。今回のあらすじはココ

今回は「電王の世界」の後編。出来はと言うと …… うーん、かなり微妙 …… って、先週も言ったな。メインプロットは一応TV版のみで完結してるし、士とモモタロスのやり取りも悪くない。モモが自分を取り戻すシーンは、それなりにジーンと来たしね。コメディ部分に関しても、(演出はいささかベタすぎるが) イマジン同士の掛け合いや、久々にクウガに変身したユウスケの大ボケっぷりなど、笑えるシーンはけっこうあった。また、通常は各世界のライダーを単なる武器に変えてしまうファイナルフォームライドが、今回に限り「電王ソードフォーム → モモタロス」というスタイルになっているのも、設定的にはともかく、ドラマ的にはプラスに働いていたと思う。

しかし、劇場版の宣伝をしなくてはいけない分、どうしても物語として薄味になってしまった感は否めない。仕方のないことではあるが残念だ。さすがに、今さら佐藤健が出ない劇場版を見に行って補完しようとも思えないしなぁ。

さて、次回は「カブトの世界」。メイン脚本家であった會川昇の降板が、裏目に出ないと良いのだが。果たしてどうなりますやら。