「仮面ライダーキバ」第41話、第42話感想

さて、続いては「仮面ライダーキバ」 。第41話のあらすじはココ。第42話のあらすじはココ。感想は2話まとめて書くことにする。

  1. 音也をどうしても殺せない次狼・力・ラモンとか、戦う意味を再発見する渡とか、渡と和解する健吾とか、太牙に残酷な復讐をされる嶋とか、それだけを抜き出せば良いシーンなんだろうけど、それまでの描写の積み重ねが決定的に不足している上に、個々のキャラクターの立ち位置や性格が、コロコロ変わるもんだから、全然感情移入ができない。

    特に致命的なのが渡。「自分が正しいと思う生き方をする」って言われても、それが何なのか全然わかんないんじゃ、お話にならないっすよ。適切な回想シーンでも入れられれば良いんだろうけど、そもそも、そんなものは存在しないし







     

  2. 渡に手料理を振る舞いながら「いつになったら太牙を倒してくれるんですか?約束しましたよね? (← してません)」と迫ったり、あれほど嫌がっていた「人間を愛したファンガイアの処刑」を平然とこなしたり、太牙に「プロポーズをお受けします」と言ってみたりと、着実に黒ずんだヒロイン」への道を爆走する深央。スピードルもビックリのマッハ全開っぷりである。何でこういうキャラに限って軸がぶれないんだろうか。

















     

  3. んで、その深央にまんまと騙されて幸せいっぱいの太牙と、真夜を音也に取られて嫉妬の炎を燃やしまくる先代キング。何だか、だんだんこの2人が気の毒に思えてきたぞ。特に先代キングは、恋愛的な意味での負けが確定してるわけで。しかもキャッスル・ドランとザンバットソードも失うわけで。ああ不憫。やっぱ、見るからに幸の薄いメイクがいけないんだろうなぁ。← まだ言うか