ロボット少女にご用心

ネタを求めてネットを彷徨っていたら、ギズモードで …… って、昨日と全く同じ書き出しですが。まあ、それはさておき「あまりにもダウナーなノリの5歳少女ロボット(動画)」というエントリを発見。アップになった少女ロボットの虚ろな表情にビビりながら、動画の再生ボタンをクリックすると ……

 

うひぃぃぃぃぃぃいいいぃぃぃぃっっっ!

 

ぜえぜえぜえぜえ、ああ恐かった。つーかこれって、ダウナーとか、そういうレベルの存在じゃないだろ。表情を失った顔、かすかに傾いだ首、だらりと垂れた腕、瑞々しさのかけらもない土気色の肌、これはもう、どこに出しても恥ずかしくない立派な少女ゾンビっすよ。あるいはゾンビっ娘ですよ。さもなくばリビングデッ娘ですよ。何言ってんだか。

これが、ギシギシときしむような動きで近づいて来たらと思っただけで、恐怖のあまりドンブリ飯 3杯はいけそうだ。いやほら、私ってばゾンビ映画に青春と魂を捧げちゃった男だから。こういう完全無欠なゾンビっ娘に萌えなきゃウソだろって事で、ええ。

つーことで、より彼女のことを深く知るために、グーグル先生にお伺いを立てて、大阪大学・石黒研究室のページを訪問 …… って、いきなり皮を剥がれた「猟奇的な彼女」(オイ) が!んーむ、「悪魔のいけにえ」か「羊たちの沈黙」の世界っすね。その下には女性型ターミネーターもいるし。

しかし、この研究室に所属してる学生は恐くないのかな。きっとアレだぞ、学生が深夜一人で PCのキーボードを叩いてると、彼の背後に置いてあるゾンビっ娘が、電源も入れてないのに動き出したりするんだぜ、きっと。俯いていた顔がゆっくりと持ち上がり、虚ろな目でじっと学生を見つめたかと思うと、ぎごちない動きで歩き始めるのだ。時々、サーボモーターが誤動作して全身をガクガク痙攣させたりしながら。

一歩一歩、ジリジリと近づくゾンビっ娘。もちろん、学生は iPodで音楽を聴いてたりするんで気付かないのだな。だが、学生が一休みしようとディスプレイの電源を切った瞬間、ブラックアウトした画面に浮かび上がる、自分とゾンビっ娘の顔!驚愕して振り向こうとする学生に、小さな手で掴みかかるゾンビっ娘!

 

だめぇぇぇぇぇ!学生にげてぇぇぇぇぇぇぇぇぇっっ!

 

そして翌朝。ゾンビっ娘は何事もなかったかのように定位置に佇み、PCデスクの前には倒れた椅子が。学生の姿はどこにもなく、それ以降、彼の姿を見た者は誰もいないのであった …… とまあ、これぐらいの事は起きても不思議じゃないよな。て言うか、むしろ起きなきゃおかしいだろう。いや、ぜひ起きていただきたい!つーことで、そのようにお願いします。← するな