「ウルトラセブンX」始動

昨日の日記で「タイトルロゴがちょっと小さい」と書いたが、よく考えてみたら Illustrator なら拡大しても画質は劣化しないんだよな。ドロー系アプリは全然使ってなかったんで、思い出すまでずいぶん時間がかかってしまった。

つーことで、拡大したものをトップページに貼り付け。前よりもだいぶ良くなったと思う。ただ、デカイだけに、バックの赤い部分がちと間延びして見えてしまうのが問題だな。この辺は、おいおい手を加えていこうと思う。

さて、話は変わって。例によってネット上を彷徨ってたら「ウルトラセブン 40年ぶり復活」という記事を発見。うーん、記事ではスリムと書いているが、かなりマッチョな印象っすね。顔が小さいんで、なおさらそう感じるのかも知れないけど。んで、その顔は、ちと凶悪な雰囲気を漂わせてる感じ。まあ、こういうのは動いてみないとわからないし、セブンは元々戦闘的なルックスのキャラだから、このデザインもアリだとは思う。

気になるのは、元祖セブンのことを「単なる特撮ものではなく、大人の観賞にも堪え得る傑作とされる」と書いている点。この手の「単なる●●」って言い方には、ジャンル全体を貶める響きがあるんで、いい加減にやめて欲しいんだがなぁ。だいたい、ジャンルと作品の質は無関係だべさ。どんなジャンルにも傑作はあるし、クズだってあるんだから。まったくもう。

でもって「大人の鑑賞に堪え得る」ってのも、ちょっと疑問。いや、私もそう思ってたんだけど、ファミリー劇場で久しぶりに見てみると、けっこう脚本にツッコミどころが多いんだよなー。作られた時代を無視するわけにはいかないけど、それを差し引いても脇が甘いつーか。

先週末に見た「消された時間」でも、スパイの疑いをかけられてるのに、ダンは何も考えずに (客観的に見れば) 怪しい行動を取りまくるし。あ、そうか、「メビウス」におけるメフィラス星人のエピソードで、ミライが自分を忘れてしまった仲間たちに向かって「なぜ信じてくれないんですか!」と、馬鹿の一つ覚えみたいに叫んでたのは、「消された時間」に対するリスペクトだったのか。凝ってるなぁ。嬉しくも何ともないけど

後、「倒される怪獣の内面も描いた」ってのも変だし。それを言うなら「宇宙人の内面」だろう。なんかこう、記事全体に「実は全然見てないだろうお前」な雰囲気が漂ってるのが、どうも嫌な感じなのであったよ。

さておき、「メビウス」で途絶えたかと思ったウルトラシリーズが、再び作られるのは素直に嬉しい。できれば完全新キャラでやって欲しかったけどね。んで、タイトルが「ウルトラセブンX」ってことは、冷凍されていたセブンをうっかり宇宙船に持ちこんじゃった宇宙人が、復活したセブンに殺られまくるわけですね?もちろん、真っ先に殺されるのは、不純異性交遊ティーン宇宙人で。← それは「ジェイソンX」だし