「DEATH NOTE」感想

例によって、週末に見た録画の感想を短めに。まずは「DEATH NOTE」の最終3話。原作では、あまりのモノローグの多さとトリックのあり得なさで、思いっきり脱力させられた最終対決だが、アニメ版ではクオリティの高い作画+音楽+声優たちの演技によって、あたかも緊迫感溢れるクライマックス、のように見えてビックリ。あくまで「見えるだけ」なのがアレだけど、それでも大したもんだぞアニメスタッフ。ただ、彼らの力をもってしても、ノコノコ現れてドアのすき間から覗く魅上のマヌケさと、「ジェバンニが一晩でやってくれました」だけは、どうにもならなかったようだが。

んでもって、井上脚本による終盤のアレンジも、ちょっと引っぱりすぎの感はあるが、悪くなかったと思う。特に、蛇足としか思えない原作のエピローグを、ばっさりとカットしたのは正解だったんじゃないかな。やっぱ井上は、オリジナルより原作付きの方が向いてると思うぞ。どうしてもオリジナルをやりたいのなら、「DEATH NOTE 2」とか「も〜っと DEATH NOTE」とかDEATH NOTE くるくるシャッフルとか、そういうのをやってください。米村さんと一緒に。靖子にゃんは却下。