「仮面ライダードライブ」第21話、第22話感想

さて、続いては 「仮面ライダードライブ」 。第21話のあらすじはココ。第22話はココ

ドライブとチェイスの対決に (いったん) 決着がつくエピソード。チェイスのプロトドライブとしての復活を諦めきれない進ノ介と霧子、2人に苛立つようにチェイスを倒そうとする剛、チェイスに強化改造を施し悪辣な罠をしかけるメディック、密かにそれを妨害しようとするブレンなどなど、チェイスを焦点として様々な想いが交差する、なかなか見応えのあるお話であった。

ただ気になるのは、チェイスの「意志」の描き方。進ノ介と霧子が信じる「人間を守ろうとするプロトドライブ本来の想い」ってのも、ベルトさんが与えたプログラムに過ぎない可能性もあるわけで、その辺をどう描くかによって、チェイスに関するドラマの出来が変わってくると思うのだ。けっこう難しいテーマなので、上手いこと描ききって欲しいものである。

んで、彼を巡る戦いで登場したのがタイプフォーミュラ。デッドヒートが出て間もないのにもう新型登場ってのは、ちと早すぎる気もするが、それより問題なのはデザイン。なんつーかこう、胸部&背部周りのフォルムが、あまりにもF1のまんまなので、オモチャ然としていて正直微妙っす。他のタイプみたいにディティールを上手に移植して欲しかったなぁ。まあ、トレーラー&ピットクルーによるサポートってアイディアとギミックは面白いんだけど。

後、これは本編の問題じゃないのだが、第21話におけるタイプフォーミュラの外見や、第22話におけるトレーラーのギミックなど、各話のクライマックスに関わる情報を、事前にCMでバラしちゃうのって酷くね?オフィシャルでネタバレしてどうすんだっつーの。そういうCMは本編の最後に入れてよ。